創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:186頁
第三章 カルト(スバル)人の地中海進出(2)フィリステル-5
『旧約聖書』創世記第一の章は
「カフトリ族からペリシテ族が出た(十四)」、ケレテとはいっていない。
このカフトリは、また西欧において
クレタ島との定説があるが疑問である。
カフトリ族は
ミツライム(エジプト)から出た種族(十三)と説明している。
確かにクレタ島には
ギリシャ神話の海神ポセイドンの馬にまつわる影が投影されており、
その祖地がリビア、
つまり『旧約聖書』にいう「プト」であるとの見解もあるので、
クレタをカフトリとすることを
全く否定する訳にはいかないが妥当性は低いと考える。
アメリカ聖書協会版聖書の扇ページに付けられた西アジア周辺地図には
クレタ島を Caphtor としながらも
?をやくやく添えていて疑いを示唆している。
ARPACHIYAH 1976
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq).
まんどぅーかネット
シュメル絵文字
シュメル語・日本語
《Key Word》
旧約聖書
クレタ島
クレタ島
ミツライム(エジプト)
『旧約聖書』にいう「プト」
0 件のコメント:
コメントを投稿