2013年9月13日金曜日

カルト(スバル)人の地中海進出(4)ミノス-1


 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:204頁

 第三章 カルト(スバル)人の地中海進出(4)ミノス-1

  後にミノス王の分身としての

 ミノタウロス「ミノスの牡牛」の物語が語られる。

 ミノタウロスは上半身が牛、下半身が人間、

 時にはその反対に描かれる人間と牡牛との合体した神である。

 神話ではミノスの妻パシパエが牝牛に変身して牡牛と交わり

 ミノタウロスが生まれたと語られているが、

 その印象は青銅で造られた巨人タロスと重なってくる。

 ミノタウロスはアテナイの英雄テーセウスにより

 クレタ島で退治されるとの物語が続く。

 バビロン市の守護神マルドゥク神がシュメルの信仰の象徴である

 牡牛を圧殺したように

 アテナイの勢力がクレタ島の勢力を制圧したとの解釈が成り立つだろう。

 アテネ神とクレタ文化のもう一方の英雄とみられる

 ポセイドンとのアッチカをめぐっての戦闘も両勢力間の軋轢である。

 ポセイドンは海神で三叉の矛を持ち、牡牛に跨る、

 アゲーノールの父神である。

 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿


 牛頭を象った神社建築の棟飾部


『参考』

 Tell Arpachiyah (Ir aq).

 まんどぅーかネット

 シュメル絵文字 

  シュメル語・日本語

 《Key Word》

 ミノタウロス Minotaur

 伝説の王ミノス

 パシパエ

 バビロン市の守護神マルドゥク神

 クレタ文化

 アッチカ

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