2013年11月25日月曜日

ヤハウェとモーセ-7

 
 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:328頁

 第五章 旧約聖書「創世記」:ヤハウェとモーセ-7

  エンキ(エア)神は、また人類の保護者で救済者であった。

 ギルガメッシュ叙事詩において

 ウタナピシュティムに大洪水の予告をしてその一族を救済した。

 ノアの箱舟伝承における主の役割、

 エジプトからヘブライ人を脱出・解放させた役割に相当する。

  「有って有る者」 AHYH ASHR AHYH は、また

 「有る者を授ける有る者」とも理解できるが、

 これは何を表現しようとしているのであろうか。
 
 サンスクリット語に deva ti deva という結句がる。

 これは「最高神」を表す。

 deva は「輝やく」の意であるので「輝いて輝く者」の意であるが、

 インド・ヨーロッパ語に影響を与えたグルジア語に

 「山がある」 devs があるので、

 この語も「有って有る者」を本来意味したものと考えられる。

 時にシヴァ神の尊称として使われる用語で、

 シヴァ神はヒマラヤのカイラーサ山に住む山の神でもある。

 また、インドの神の中でも一神教的雰囲気を持ち、

 この結句はそのような信徒集団により使われた。

 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 
 ハラフ期の土器について

 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 神社のルーツ

 鳥居のルーツ

0 件のコメント: