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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:288頁
第五章 旧約聖書「創世記」:(1)エデンの園-2
イスラエルのソロモン王の交易相手を説明している節句は下記である。
ハラン、カンネ、エデン、アッスリヤ、キルマデはあなたと取引した。
彼らは、はなやかな衣服と、青く縫い取りした布と、ひもで結んで、
じょうぶにした敷物などをもって、あなたと取引した。
これらの交易相手は都市あるいは地方名でる。
ハラン Halan はトルコ領アナトリアのユーフラテス川に近い
現在のウルファ Urfa の古名である。
カンネ Kanneh はギリシャ語の Καννη のことでヨシタケを表し
ハブール高原の都市 Kanishi はトルコ語で葦原を表すので、
その近く古い都市ニシビス Nisibis を含めた地域に比定できる。
アッシリアは、いうまでもなく北メソポタミアの地域である。
キルマデ Chilmad は
アッシリアののチグリス川下流の東方 Kirkuk の南を流れる
Uzuayn 川流域 Taz Khurmath 、tuz Khurmabu のある地域であろう。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Ir aq).
ハラフ期の土器につ い て
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
《Key Word》
ウルファ
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