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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:311頁
第五章 旧約聖書「創世記」:(3)セムの子孫(b)ペレグ-1
ペレグ Peleg 「これは彼の代に地の民が分かれたからである」
と記しているとおり「分別」を意味する。
シュメル語の bar (分ける)。
セム語の parasu (分割)と同類である。
ペレグはパキスタンのバローチスタンを中心に居住する
バローチ Baloc 人と関係する。
バローチ人は、現在(一九八〇年代の統計)パキスタンに二六〇万人、
アフガニスタンに二〇万人、イランに一二〇万人、オマーンに一万人、
そして中央アジアのトルクメンに一万五千人が居住し、
バローチ語を使う民族である。
パキスタンのクェッタがその文化的中心地で、
その民族語による新聞や出版物が発行されている。
バローチ族の起源にについて彼等自身によると、
祖先はニムロデで四五〇〇年前故地アレッポを離れて南方に移動し、
ペルシャの南部を経て、
紀元前十四世紀から十三世紀頃バローチスタンに侵入して来たという。
しかし、その伝承全部をそのまま受入れることは出来ない。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
《Key Word》
バローチスタン
バローチ語
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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