2013年11月29日金曜日

イスラエルと月氏(2)メディアから安定へ-1

 
 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:339頁

 第六章 イスラエル人と月氏:イスラエルと月氏(2)メディアから安定へ-1

  ヘブライ人が月氏に本当になったのかについて考察してみたい。

 まず、ソクディアナ Sogdiana についてである。

 この地名がヘブライ語で解釈した場合

 「神を崇拝する」の意味であるとの指摘はすでになされている。

 Shoykhet(Shokhtim) がそれに相当する用語であるが、

 「儀式のための屠殺」が本義である。

 その祖語はシュメル語の sukud-e-en

  「神を高くする」に想定してよいだろう。

 Sukud はメソポタミアの高床式神殿で検討した用語である。

 この語は神域を表す suk 、 sug と関連し、

 ソクディアナ名の語幹と考えられる。

 烈王紀下は「高き所を建てたの」でサマリアは取られたと述べており、

 ヘブライ人がそのままの信仰をここに持って来たとしてもおかしくない。

 そのサマリア名をつけたのが

 ソクディアナの中心都市サマルカンドであると考えることもできる。

 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 
 ハラフ期の土器について

 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 神社のルーツ

 鳥居のルーツ

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