2013年11月21日木曜日

(3)セムの子孫(c)アブラムとアブラハム-4


 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:317頁

 第五章 旧約聖書「創世記」:(3)セムの子孫©アブラムとアブラハム-4

 アブラムも

 「ヘブロンにあるマムレのテレビンの木の傍らに住み、

  その所で主に祭壇を築いた」(創世記第十三章)。

  さて、アブラムは、主により

 「あなたの名は、もはやアブラムとは言われず、

  あなたの名は、アブラハムと呼ばれるであろう。」

 と改名を宣告された。

 アッカド語の ilu はWe-ilu (We神)にみられるように神の意味であるが、

 これが複数となると elhm エロヒーム(神々)となる。

 同様に人間 awelu の複数表現は awelhm (人々) となる。

 この語がアブラハム Abraham の祖語である。

 つまり単数名に依るアブラムは彼の家族の長を表しているが、

 複数となることにより多数の人々「国民の父」、

 ヘブライ民族統合( nativns )の首長となったのである。

 これがアブラハムの字義である。

 彼は子孫が増やされヘブライ民族の将来を太祖として治めること

 を神と契約したのである。

 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 
 ハラフ期の土器について

 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 神社のルーツ

 鳥居のルーツ

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