2013年11月7日木曜日

(1)エデンの園-3


 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:289頁

 第五章 旧約聖書「創世記」:(1)エデンの園-3

 ここにはミタンニ時代の都市アラプハなどがあった。

 このようにみてくると、

 エゼキエル書の記述は北メソポタミアの北西から東南に向かって

 徐々に記述していることになる。

 従って第三番目に記されたエデンは

 カンネとアッシリアの間にあったことになる。

 エデンはハブール地域の中にあったことになる。

 そこでこの地域に探ってみると、

 トルコ領内に Idil という小さな町が現在あることが分かった。

 チグリス川のトルコからイラクへ入る地点にある Cizbe の町から

 西に向かって街道を行くとチグリス川の別称である Dicle の町があり、

 更に西行した所にある町である。

 その先には Haberli の町がある。

 この Idil の付近こそエデンの比定地とされるのに十分である。


 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 
 Tell Arpachiyah (Ir aq).

 ハラフ期の土器につ い て

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 《Key Word》

 ミタンニ時代
 ミタンニ(ヒッタイト語:Mi-ta-an-niあるいはMi-it-ta-ni、
 アッシリア語: Ḫa-ni-gal-bat - 「ハニガルバト」)は
 フルリ人が紀元前16世紀頃メソポタミア北部の
 ハブル川上流域を中心に建国した王国である。
 戦士階級に支配される封建的国家であり、
 支配階級は元来インド・ヨーロッパ語族系の出自を持つと推定される

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