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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:322頁
第五章 旧約聖書「創世記」:ヤハウェとモーセ-1
セム系アッカド人がシュメルに都市国家を建設したが、
その創立者はサルゴンと呼ばれたシャルル・キンであった。
彼は乳幼児の時アスファルトを塗られた籠にに入れられ
ユーフラテス川に流された。
この伝説と同じように籠に入れられ
川に流されたとの伝承を語られるのがモーセである。
モーセ MshH の伝承は「出エジプト記」に語られるが、
ヘブライ人がエジプトに下っていた時のことである。
エジプトの王ファラオ(聖書ではパロ)が
生まれたばかりのヘブライの男児をすべて殺すよう命じたことに始まる。
ヘブライ人の支族レビ家に生まれた男児をその死を逃れるため
母は籠に入れナイル川の葦の中に置いて流した。
その籠はファラオの娘に拾われ、実母が乳母として育て、
成長後にファラオの娘のところにつれていき、
その息子として成長したという物語である。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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