2013年11月28日木曜日

イスラエルと月氏(1)アッシリアへの強制移住-3

 
 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:336頁

 第六章 イスラエル人と月氏:イスラエルと月氏(1)アッシリアへの強制移住-3

 この条句のなかでいう

 「主が彼らの前から捕らえ移された異邦人」とは

 カナアン人のバアル信仰を表す聖書の慣用句である。

 「高き所」とはアルパチア遺跡の高床式神殿からジクラトまで

 すでに熟知の宗教的建立物である。

 紀元前八世紀のヘブライにおいては、まだバアル神信仰が根強く、

 アッシリア(メディア)へ移住させられた人々の信仰が

 ユダヤ教だけでなかったことを明らかに物語っているのである。

 西欧の学究は、

 失われた十支族として世界中にユダヤ教徒の痕跡を捜し回ったが、

 それは矛盾である。

 移住した人々が持っていた信仰は

 バアル神信仰や、でもあったと考えるべきである。

  次の注意点は、

 移動させられた先メディア

 牛頭信仰の古くから行われていた地方であったことである。

 ハブール Kabir 名の残る地帯の一部せある。

 メディア国は紀元前六二五年に建国し

 六一三年に新アッシリアを滅亡させた。

 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』

 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 
 ハラフ期の土器について

 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 神社のルーツ

 鳥居のルーツ

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