『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:336頁
第六章 イスラエル人と月氏:イスラエルと月氏(1)アッシリアへの強制移住-3
この条句のなかでいう
「主が彼らの前から捕らえ移された異邦人」とは
カナアン人のバアル信仰を表す聖書の慣用句である。
「高き所」とはアルパチア遺跡の高床式神殿からジクラトまで
すでに熟知の宗教的建立物である。
紀元前八世紀のヘブライにおいては、まだバアル神信仰が根強く、
アッシリア(メディア)へ移住させられた人々の信仰が
ユダヤ教だけでなかったことを明らかに物語っているのである。
西欧の学究は、
失われた十支族として世界中にユダヤ教徒の痕跡を捜し回ったが、
それは矛盾である。
移住した人々が持っていた信仰は
バアル神信仰や、でもあったと考えるべきである。
次の注意点は、
移動させられた先メディアが
牛頭信仰の古くから行われていた地方であったことである。
ハブール Kabir 名の残る地帯の一部せある。
メディア国は紀元前六二五年に建国し
六一三年に新アッシリアを滅亡させた。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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