2014年1月1日水曜日

六派哲学と五明学(7)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:447頁

 第八章 インド文化と祝祭 

 「六派哲学と五明学」(7)

 (2)インドの医薬学:医方明-1

  五明学のうち医方明 Cikitsā-vidya について触れておきたい。

 インドの予防医学は最近日本でも美容法として隠れた人気で、

 アーユル・ヴェーダ Āyur Veda に依拠したもので

 āyur(āyus) は「寿命、長寿」の意味である。

 その根源は紀元前から発展した医方明にある。

 これも光島督の「印度の聖典と神々」に依り紹介する。

 ヴェーダのうちリグ・ヴェーダとアタルヴァ・ヴェーダには

 病気について の記述がみられる。

 同書によると、

 ヴェーダ時代の前半は、病気は神の意思に基づくと考えられ

 神に祈ることで病気の治癒を計ったが、

 ヴェーダ時代後半には、病気は悪魔の仕業であるとし、

 悪魔を払うための魔術的手段を講じ、

 それと共に薬物療法を行っていた。

  アジアの町を歩くと、

 寺院の門前で花房とともに小鳥(多くの場合雀)が売られている。

 この小鳥は殺して寺院に献げるものではない。

 祈祷の後、放つために参拝者に売られるもので、

 その意図は放つことにより災いや病気の苦痛を放出し、

 楽になるようにという祈りなのである。

 この習慣もインドのヴェーダにある古い行いの一つである。


 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 
 ハラフ期の土器について

 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 神社のルーツ

 鳥居のルーツ 

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