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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:483頁
第九章 中国の祝祭と皇帝
三星堆の祭祀(8)
(3)三星堆の遺物と信仰(1)
三星堆の遺跡に祭儀遺物を残した人々は、
どんな人々であったのだのだろうか。
徐朝龍の「長江文明の謎」などを参考に考えてみたい。
四川省成都辺りは古代において蜀と呼ばれた。
紀元前1000年頃の蜀についての史料は少ない。
漢代の「蜀王本紀」と東晋時代の大書「華陽国志」に頼らざるを得ない。
前著には
「蜀王の先祖は、蠶叢、柏灌、魚鳧、蒲澤、開明と名ぶ」とある。
後書には
「蜀の先祖で王を称するは蠶叢(さんそう)があり、
次王は柏灌といい、次王は魚鳧という。
魚鳧王は干湔山に都した。
そして仙道を得た。
蜀人はこれを思い、祠を立てた」とある。
開闢の先祖は蚕叢であるという。
伝承によると彼が養蚕を広めたという。
金属を何千匹と育て年々の初め家々に配った。
金属を配られた家は養蚕が発展した豊かになった。
《Key Word》
蜀王本紀
蜀王本紀・画像
華陽国志
華陽国志・画像
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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