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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:471頁
第八章 インドの神々
(3)叙事詩の神々(8)
パールヴァティの前世の名前はサティ Sati だった。
彼女は夫シヴァの名誉を守るため、
父賢者ダクシャの設けた犠牲祭の火に投身し横死した。
シヴァはその死を哀れに思い遺骨を抱いていたが、
ヴィシュヌにより五十の部分に切り離され各地に分置されたという。
それが聖地となりタントラ派のヨーニ(女陰)崇拝の起源となった。
サティはヒンズー教の理想の妻像である。
後に彼女はパールヴァティとして生まれ変わったのである。
また、ジャガマンク(世界の母)とも呼ばれ
アーリア人以前の母神と結びつけられている。
シヴァ神とパールヴァティはヒマラヤのカイラーサ山に
その住居を構えていた。
そこには薬草 osadhi が生えており、
デーヴィ神はまた病気を癒す女神でもあった。
カイラーサ山の薬草については「ラーマーヤナ」の戦闘編に、
ランカ島のラーヴァの勢力と戦ったラーマ王子などが重傷を負い
負傷者がたくさん出たので、ハヌマット(猿王)がカイラーサ山へ
飛び四種の薬草を採って帰り、
負傷者に煎じて飲ませたという物語が載っている。
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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