2014年1月19日日曜日

三星堆の祭祀(1)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:476頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 三星堆の祭祀(1)

 (1)祭祀杭の遺物と宝貝(1) 

  二十世紀末に近い時期における中国の、

 いや東アジアにおける最大の考古学的発見は、

 四川省の首都成都に近い広漢市三星堆遺蹟から出た

 祭祀に係わる他に類のない多くの独特な遺物郡である。

 この遺蹟は1960年代から関心を持たれていたが、

 四川大学が1982年から本格的な発掘事業を展開した。」

 そして1986年にの初夏に驚くべき遺物が次々に出土したのである。

 その遺物には金製、青銅製、玉製のもののほか、
 
 宝貝、象牙、象骨などが骨灰に埋もれていた。

 その造形品は人面状マスク、人頭、杓子(杖)、神樹、

 動物の造形(鳥、龍、虎、狐、蛇、鶏さらに怪獣)、

 璋、戈などの刃物造形、そして壺、酒器などの容器類、

 眼を造形したとみられる菱形や菱形珠などであった。

 この遺蹟の時代を研究者たちは紀元前1000年頃、

 中国の歴史においては殷から周へと覇権が移った頃と判定した。

 中国の古代文明は黄河流域に栄えたとされ、

 「黄河文明」と呼ばれてきたが、

 ここにおいて

 その古代史を考察し直さなければならない事態となった。

 その事情によりこれらの四川省の文化を

 一般に「長江古代文明」と言い慣わすようにもなった。

 《Key Word》

 三星堆・中国古代文明の謎

 三星堆遺蹟は何を物語るか

 『山海経』

 三星堆遺蹟

 三星堆画像

 黄河文明

 
href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E6%B1%9F%E6%96%87%E6%98%8E" title="長江文明">長江文明

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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