2014年1月21日火曜日

三星堆の祭祀(3)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:478頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 三星堆の祭祀(3)

 (1)祭祀杭の遺物と宝貝(3)

 これは、最早その時期に南アジアと四川盆地の間に

 交易路が開かれていたことを示す。

 その交易路は四川盆地から南へ伸び

 西昌から雲南の楚雄、大理へ通じ、

 そこから西方ミャンマー内のミチナー(密支那) 、

 バモーをラングーン方面へ抜けるもの、

 またミチナー地域から西方へ伸びて

 インドへも通じていたと考えられる。

 宝貝は中国において貨幣の役目を果たした。

 マルコポーロが雲南を訪ねた元の時代にさえ

 貝はその役割を果たしていた。

 漢字の中に貨、財、賣、買、貴など貝を含むものが多い。

 漢の時代になって雲南省の中心に「滇(テン)」という国ができたが、

 そこで発見される多くの銅器とは貯貝器であり、

 中国の西南地方には長い間貝が貴重であったことが解る。

 この南アジアとの交易路は宝貝だけをもたらしたのではない。

 まず考えられるのは品質のよい「玉」である。

 玉はミャンマー北部から雲南省にかけて上質のものを産する。

 《Key Word》

 祭祀杭の遺物と宝貝
 祭祀杭の遺物と宝貝・画像

 宝貝

 滇(テン)
 滇(テン)・画像

 貯貝器
 貯貝器・画像

 雲南省
 楚雄、大理
 楚雄、大理・画像

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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