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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:487頁
第九章 中国の祝祭と皇帝
三星堆の祭祀(12)
(3)三星堆の遺物と信仰(5)
そこで考えられるのが「トキ」である。
日本ではトキに鴇の字を当てているが、
中国においては野雁(のがん)を意味する。
漢字の鴇と鴾がトキを表わす。
トキは赤が基調になっており、
顔が無毛の裸で赤色、羽毛は全体的には白色であるが、
風切羽と尾羽の元根部分に淡紅色(とき色)がある。
その尾羽は短く隹の部類である。
嘴は鶴のように長いが下方に円やかに曲がっていて
水中の魚を採るのに便利になっている。
朱鳥という表現がある。
赤色の鳥で雁の異名とされるが、説文に「雁、鵝也」とある。
がちょうには赤い種はみられず白色である。
また朱鳥には鳳を表わすことがある。
トキを日本では「とき、つき、とう」または桃花鳥という。
奈良県橿原市鳥屋町辺りはかって築(つき)、
また桃花鳥と表記されたトキ名の遺称地である。
漢字の鵃(かん)も丹色の鳥で赤い鳥であるが、
人面に喙がある鳥とされトキと考えられる。
魚鳧王の鳧も崩せば「鳥(ちょう)-几(き)」でトキに近似する。
トキは後頭に冠毛(毛角)がある点において雚であり、鸜に妥当する。
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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