2014年1月4日土曜日

インドの神々(2)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:453頁

 第八章 インドの神々 

 (1)「ヴェーダの神々」(2)

 これらの神名は最初に成立したリグ・ヴェーダに表わされる神々で、

 その主神達が祖地において信仰されていたものと考えられる。

 ここに上げる神々は、そのリグ・ヴェーダに載る神々である。

 光島督の前掲書などにより概略紹介する。
 
 ①天界の神

  (a)天神ディヤウス Dyaus Pita :

   Dyausは「虚空、大空」を、Pitaは「父」を意味する。

   ウシャスはその娘、アシュヴィンは孫、アグニ、パルジャニヤ、

   スーリヤ、アーディティヤ、マルト、アンギラス等は息子である。

   「天の父」信仰はギリシャのゼウス・パテール Zeus Pater 、

   ローマのジュピター Ju-piter と同一の神で、

   その地で絶大な天の支配権を確立したが、

   インドでは重要な神になら無かった。

  (b)ヴァルナ Varuna  :

   インドラと並ぶ有力な神で、最も尊敬された司法神。

   元来蒼空を指す自然神であった。

   司法とは宇宙の大王としての日月の運行、時の循環、天界の法則で、

   人間の寿命の流れを支配していた。

  (c)スーリヤ Sūrya  :

   太陽神、七頭立ての馬車に乗って大空を東から西へ駆けめぐる。


 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ 

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