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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:453頁
第八章 インドの神々
(1)「ヴェーダの神々」(2)
これらの神名は最初に成立したリグ・ヴェーダに表わされる神々で、
その主神達が祖地において信仰されていたものと考えられる。
ここに上げる神々は、そのリグ・ヴェーダに載る神々である。
光島督の前掲書などにより概略紹介する。
①天界の神
(a)天神ディヤウス Dyaus Pita :
Dyausは「虚空、大空」を、Pitaは「父」を意味する。
ウシャスはその娘、アシュヴィンは孫、アグニ、パルジャニヤ、
スーリヤ、アーディティヤ、マルト、アンギラス等は息子である。
「天の父」信仰はギリシャのゼウス・パテール Zeus Pater 、
ローマのジュピター Ju-piter と同一の神で、
その地で絶大な天の支配権を確立したが、
インドでは重要な神になら無かった。
(b)ヴァルナ Varuna :
インドラと並ぶ有力な神で、最も尊敬された司法神。
元来蒼空を指す自然神であった。
司法とは宇宙の大王としての日月の運行、時の循環、天界の法則で、
人間の寿命の流れを支配していた。
(c)スーリヤ Sūrya :
太陽神、七頭立ての馬車に乗って大空を東から西へ駆けめぐる。
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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