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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:460頁
第八章 インドの神々
(2)ブラーフマナ時代の神々(1)
この時期にはアーリア人の文化的中心が
パンジャブ地方から東方のガンジス河流域に移り、
次第に村落を形成して定住し、
生活基盤をが遊牧から農業生活に移行した。
祭儀は聖職者バラモンに独占されるようになり、
彼等は祭祀の特権を利用して
教学と祭祀に係わる神々を駆使し、
より一層彼等の立場を上げようとした。
そうしたバラモン達により編み出されたのがブラーフマナで、
祭式の解説が主要内容である。
ブラーフマナに登場する神々は、
リグ・ヴェーダにすでに登場していた神ばかりでなく、
バラモン達に依って新しく作りだされた神が含まれる。
古い神々も依然として尊敬されているが、
威信が低下したり、個性的特徴が失われ、
名目のみになったりしている。
新しい神々は古い神の上に立つような力をつけて登場している。
ここでは新しい神々について紹介する。
①新しい神々
(a)ヴィシュヌ Vişnu :
ヴェーダ時代は低位の神であったが、
ブラーフマナにおいては多くの神話が語られ
「偉大なる維持者」となっていく。
というのもこの神を信奉する強力な信徒集団ができて
バラモン階級も無視できなくなったというのがその理由らしい。
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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