2014年1月9日木曜日

インドの神々(9)


 『Yahoo!天気・災害』
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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:460頁

 第八章 インドの神々

 (2)ブラーフマナ時代の神々(1)

  この時期にはアーリア人の文化的中心が

 パンジャブ地方から東方のガンジス河流域に移り、

 次第に村落を形成して定住し、

 生活基盤をが遊牧から農業生活に移行した。

  祭儀は聖職者バラモンに独占されるようになり、

 彼等は祭祀の特権を利用して

 教学と祭祀に係わる神々を駆使し、

 より一層彼等の立場を上げようとした。

 そうしたバラモン達により編み出されたのがブラーフマナで、

 祭式の解説が主要内容である。

 ブラーフマナに登場する神々は、

 リグ・ヴェーダにすでに登場していた神ばかりでなく、

 バラモン達に依って新しく作りだされた神が含まれる。

 古い神々も依然として尊敬されているが、

 威信が低下したり、個性的特徴が失われ、

 名目のみになったりしている。

 新しい神々は古い神の上に立つような力をつけて登場している。

 ここでは新しい神々について紹介する。

 ①新しい神々

  (a)ヴィシュヌ Vişnu :

   ヴェーダ時代は低位の神であったが、

  ブラーフマナにおいては多くの神話が語られ

  「偉大なる維持者」となっていく。

  というのもこの神を信奉する強力な信徒集団ができて

  バラモン階級も無視できなくなったというのがその理由らしい。


 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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