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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:463頁
第八章 インドの神々
(2)ブラーフマナ時代の神々(3)
②世界神話・宇宙創造神話
(a)ブラジャーパティ Prajāpati :
ヴェーダにおいても創造神話が述べられていたが、
ブラーフマナでは
新たにブラジャーパティが根本神格として登場し、
それまでの諸原理をこの神格に包含させた。
その語義は「子孫の玉」で、
さらに「造物主」「創造神」となり、
ブラーフマナ文献では最高神の地位にある。
多くの創造神話が語られている。
「まず世界創造以前には宇宙はただ水のみであった。
この大水は増殖しようと思い、
熱力によって黄金の玉を作った。
この卵は一年間水に浮動していたが、
その後、これからブラジャーパティが生まれた。
更に一年経って、
彼はブーフ Bhāh 、ブヴァハ Bhuvah 、スヴァル Svar の
三つの言葉を発した。
するとこの三語はそれぞれ地、空、天となった。
更に一年して彼は立ち上がった。
彼は子孫を増殖しようと考え神々を生んだ。
神々(Dęva)は光輝ある故に神性(Divā)を得た。」
(シャタパタ・ブラフマナ)
同神は万物の創造者、世界の支配者、
神々及び魔族の粗と考えられるが、
バラモンの造り出したもので民間の信仰から遊離していた。
また進歩的哲学者を満足させるに至らなかったため、
後の時代にはその神格と人気は急速に失われた。
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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