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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:486頁
第九章 中国の祝祭と皇帝
三星堆の祭祀(11)
(3)三星堆の遺物と信仰(4)
説文に「鳥之短尾総名也」とある。
瞿は「みる」の意味で、説文には「左右視するなり」とあり、
目を見張って見渡す意味という。
さらに「鳥の状態によって判断する鳥占い」の習俗をいうものであるという。
この字義と同じ漢字に觀(観)がある。
これは「鳥占いによって神意を伺う」ことで、
具体的には鳥占いによって豊凶を占う農耕儀礼に由来する。
この漢字の「雚」は「雚の草冠なしの文字」と同義で
「大きな目をした鳥」で、しかも毛角(草冠)をつけている。
同じく雚を持つ漢字に鸛がある。
日本ではこれをこうのとりとしているが、
こうのとりには毛角(羽の頭に立っているもの)がないので
当て字に過ぎない。
萑は毛角のある鳥でみみづくである。
四川省のすぐ北隣り陜西省の西安市から渭水を
西方へ遡及したところに宝觀市がある。
日本では宝鶏市としているが、これは間違いである。
鸛はその市名が示すように、
宝冠のようなものを付けた貴い風格を供えた鳥である。
アヒルには毛角はない。
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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