2014年1月7日火曜日

インドの神々(6)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:457頁

 第八章 インドの神々 

 ③地界の神

  (a)プリトヴィ Prthvi :
   
   本来広いものの意味で、大地を表わす地神である。

  天の父なる神ディヤウスと併称される地の母なる神である。

  (b)サラスヴァティ Sarasuvati :

   湖に富むものという意味で、河川神の中で代表的な女神である。

  富、名誉、福、食物を人々に与え子孫を恵むとされる。

 ④リグ・ヴェーダ(1)

   リグ・ヴェーダには、

  その他牧畜神、農耕神、技巧神、住宅神、祭式神など、

 さらには低級の神々が登場する。

 そのうち祭式神に触れておきたい。

 祭式の要素が神格化されたものを祭式神という。

 その代表がソーマとアグニである。

 祭式に用いられる火を主宰する原理を神格化したもの。

 リグ・ヴェーダにおいては祭式の中心として祭火は重要であり、

 神格化され崇拝された。

 火はイランのゾロアスター教(拝火教)においても重要視されており、

 アーリア人として分裂する以前から尊崇されていた。

 アグニは全身が輝き、髪が炎で、あらゆる方向に顔を向け、

 その活動範囲は天、空、地にわたり、天では太陽として輝き、

 空には雷光、地では祭火である。

 木を摩擦すると点火するので

 「力の子」Sūna-Putra-Yuvan と呼ばれる。

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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