2014年1月12日日曜日

インドの神々(15)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:466頁

 第八章 インドの神々

 (3)叙事詩の神々(3)

  (b)ヴィシュヌと妃ラクシュミー  :

   叙事詩においては、

  シヴァと共に最高神でヒンズー教の重要な信仰対象となっている。

  同神は温和で、保育、親愛の神性を持ち

  熱心な信仰を捧げる者に対して必ず恩恵を与える。

  彼の住居はメール山の東マンダラ山頂にあり、

  ブラーフマーの住居よりさらに高い所にあるとされている。

  その天国はヴァイクンタと呼ばれ、

  妃のラクシュミーと住む。

  また彼は四本の腕を持ち蓮華のような眼で

  胸に犢子 vasta のしるしがある。

   ヴィシュヌの最も特徴的な神話は権化 Avatāra についてで、

  その権化には

  ヴァラーハ(野猪)、

  ヴァーマナ(矮人)、

  ナラシンハ(人獅子)、

  ハヤシラス(馬頭)、

  クリシュナ、

  ラーマとして現れた。

  ヴィシュヌは次のプラーナの時代になると、

  マツヤ(魚)、

  クールマ(亀)、

  パラシュラーマ、

  仏陀、

  カルキと新しい顔でも登場する。

   神妃ラクシュミー Laksmi はシュリー Sri とも呼ばれ、

  語義は共に「吉祥、幸福」である。

 《Key Word》

 ヴィシュヌ

 ラクシュミー

 シヴァ

 メール山(須弥山)

 マンダラ山

 ブラーフマー

 犢子部

 ヴァーマナ

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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