2014年1月7日火曜日

インドの神々(7)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:458頁

 第八章 インドの神々 

 ④リグ・ヴェーダ(2)

  ヴェーダの最初期に登場する神々に登場する極めて興味ある事項がある。

 それは、「天の父」であるディアリウスと

 「地の神」であるプリティヴィが

 それぞれ牡牛と牝牛によって象徴されたことである。

 彼等が他の全ての神々と人間を誕んだとも考えられたのであるが、

 後世その重要性を失ってしまったのである。

 よってヴェーダを信奉するアーリア人は牛族ということになる。

 インドラは彼の息子である。

  このインドにおける最初の支配的な神は武勇神であったが

 また豊穣神の役目も両親から引継いだ。

 ディアウスとプリティヴィが牡牛と牝牛であったとの神話は

 インドにおいて始められたものではないだろう。

 ギリシャ神話におけるディアウスの同一神はゼウスであるが、

 彼がエウロペーをクレタ島へ連れ去った際には牡牛となった。

  牛に対する信仰の篤い地域はハブールの名を持つ地域で、

 カーシャーンはその範囲内にある。

 アーリア人の故郷を西方イランとする資料がここにもある。

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ 

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