2014年5月9日金曜日

横山:医方明の山(5)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:608頁

 第十一章 日本に祀られたインドの神々

 横山:医方明の山(5)

  阿礼神社の前宮がある塩尻町区の西側にある堀ノ内に

 大門神社が鎮座する。

 その境内から完全な銅鐸が発掘されており、

 古い歴史を持つ。

 その西方は大門地区と呼ばれる。

 大門は deva-māna (神々の住所) あるいは

 devana (光輝)と天神 deva に係わる名称である。

 柴宮名はシヴァ Siva 神の宮と考える。
 
 Deva は狭義にはシヴァ神をいう。

 市内大門の西方を流れる奈良井川は narayaka を祖語とする。

 これもシヴァ神の別称である。

 また地区名宗賀は svarga (天界、天国)に、

 洗馬は saiva (シヴァ崇拝者)に由来するとみられる。

 西方に聳える日本アルプスは正しくは飛騨山脈だが、

 「ヒダ」はヒマラヤ(雪山)と同義の

 Vindhya 山脈名を移入したもので

 デーヴィ女神の住居のある山名である。

 筑摩野は天界であり、横山医方明の山であった。

 筑摩山地の東側は岡谷市であるが、

 鉢伏山の南麓の深い谷を水源とし、

 横山の東側を流れる川が横河川と呼ばれ、

 岡谷市長池には横川地区もある。

 長地(おさち)名はサンスクリット語の薬草を表わす

 osadhi の転訛である。

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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