2014年5月21日水曜日

大江戸:塩土老翁の鎮座地(13)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:622頁

 第十一章 日本に祀られたインドの神々

 大江戸:塩土老翁の鎮座地(13)

  延喜式神名帳 武蔵國荏原郡に「薭田神社」が載る。

 現在東京都大田区蒲田三丁目の同社号の神社である。

 この神社名について神名帳の版木によっては

 「浦田」に表記されたものがある。

 地区名蒲田(かまた)は本来「ホタ」で

 「蒲桃」「浦田」と同じで「薭田」と音訓同祖と考えられる。

 つまり、

 薭田神社は伊勢市の猿田彦神を祀っていたと考えられるのである。

 すぐ近くの蒲田二丁目には猿田彦神の別称とされる椿神社もある。

 「蒲桃」「浦田」は 

 jambhu-dvipa 贍浮堤洲の「浮堤」でもあるが、

 蒲田地区内の志茂田はその転訛とみられる。

 蒲田の南の六郷(ろくごう) は

 サンスクリット語の六(sat)と近似する

 śata (百:勢田) の応用で、ここもインドラ神の神地である。

 多摩川を渡った神奈川県川崎市幸町は「サチ」で śaci であり、

 インドラ神名に係わる。

 蒲田の東にある糀谷(こうじや)は麹谷とも表記されたが、

 インドラ神の別称 kauśika の転訛で、

 漢音写では憍戸迦などとされた。

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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