2014年5月4日日曜日

古賀:小鳥信仰の里(4)


 『Yahoo!天気・災害』
 Matのジオログ

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:600頁

 第十一章 日本に祀られたインドの神々

 古賀:小鳥信仰の里(4)

  小鳥神社の北に舞の里があるが、

 「マイ」は医方 vaidya を祖語としていると見られる。

 千鳥は小鳥と同義で、宗像郡福間町にある舎利蔵は

 元来「米倉」ながら、ここでは sārika 鶯(うぐいす)であろう。

 sāri は「美しい声の小鳥」で、

 小鳥神社の隣りの地名、久保は雲雀(ひばり)を意味する

 kupa が祖語である。

 さらに新宮町との境にある鹿部は社家尾と同義である。

 駅東にある古賀神社は本義小鳥神社で、

 古賀が小鳥信仰の里sであることを示している。

  古賀の地名を持つところは古賀市ばかりではない。

 佐賀県鳥栖市もまた鳥の里である。

 市内に古賀、原古賀があり、三養基郡中原町にも原古賀がある。

 「ハラ」は bali で、「供物、捧げ物」を表わし、

 原古賀は「供養の小鳥」を意味する。
 
  福岡市警固3丁目のも小鳥神社が鎮座している。

 警固は「ケゴ」 と訓読され、角川日本地名大辞典に依ると

 「古代律令制下では大宰府に付属した外敵防衛施設、

  警固所が地名に転訛した」 とされている。

 しかし、ケゴはさらに古くからのものと考えられる。

 小鳥である khaga が祖語である。

 薬院は薬井とも書かれ、

 「往昔異国より博多に着いた船が薬草を多く持って来たので

  当地に薬園を構えて栽培した」

 との伝承を同大辞典は紹介している。

 明らかにここが

 医療に対する信仰と施供が行われていたことを示している。

 《参考》

 前人未到の道を行く - 邪馬台国・奇跡の解法 - Gooブログ
 古代史獺祭

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 


  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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