2014年5月11日日曜日

大江戸:塩土老翁の鎮座地(3)


 『Yahoo!天気・災害』
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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:612頁

 第十一章 日本に祀られたインドの神々

 大江戸:塩土老翁の鎮座地(3)

  日本書紀の神武天皇紀は、東征のきっかけになる、

 東方に美しい国があって、そこは山が四周を廻っていますと

 神武天皇に紹介したものを塩土老翁とであると記す。

 同神はまた塩土神、塩筒老翁と表記された。

 上記の三つの物語に共通する要点は

 常に「案内する」「紹介する」役目を果たすことにある。


 その性格を考慮すると、

 その音訓を「エンド(塩土)」或いは「エンドラ(塩土老)」とし、

 解釈することができる。

 つまり英語の introduce に結びつく。

 「導く、案内する、紹介する」の語義であるが、

 これはラテン語の同義語 into,indere に依る用語で、

 ギリシャ語の εναισωμι 

 (引き渡す、提供する、与える、見せる、示す)とも関係する。

 つまり、日本書紀の著述者たちは

 「エンドラ神」を「導き」の神と解釈していたのである。

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部



 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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