Matのジオログ
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:626頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
大江戸:塩土老翁の鎮座地(17)
以上のような環境を知れば、
江戸にインドラ神が鎮座していてもおかしくないだろう。
和名類聚抄には「荏原郡桜田郷」が載る。
その地域は千代田区南部から品川区まで広い範囲に推定されている。
後には現在の皇居の濠でる桜田濠や桜田門がある辺りで、」
徳川」家康による江戸城はその桜田郷を含んだ土地に建設された。
そのため同地にあった桜田神社が
現在の港区西麻布三丁目へ鎮座替えになったのである。
築城のために同じく移転したのが日比谷神社で、
現在新橋四丁目に鎮座している。
桜田神社の現在の主祭神は平成の初めまで天照皇大神、
豊受大神であったが、平安時代以前の古代においては
塩土老翁神ないし猿田彦神である
インドラ神を祭祀していたと考えられる。
その信仰により江戸郷は誕れたのである。
平安十年頃、同社の神職は主祭神を稲荷神社に依拠した
佐田彦神及び大宮能売神へ改祝した。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
0 件のコメント:
コメントを投稿