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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:628頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
大江戸:塩土老翁の鎮座地(19)
東京の中心江戸城の周辺の歴史の深層に
サンスクリット語文化があることを述べておきたい。
永田町の西方に赤坂及び元赤坂がある。
この「アカサカ」は ākāsa に由来する地名で、
「虚空」をいい形而上学的には「空(くう)」を表わす」。
空(くう)は第八章でインドの六派哲学のうち
ヴェーダンタ派の思想で述べた caturtha 、
つまり自我(アートマン)の第四位に対応する。
この第四位の用語を用いて
赤坂である「空虚」を表わしたのが四谷で「空谷」
つまり、「涸谷」を意味する。
四谷駅の辺りから赤坂方面にかけては谷合で、
水のない「からの谷間」である。
空虚の状態を日本語で「うつけ」というが、
四谷に続く市谷(いちがや)は
この「うつけ谷」が訛ったものである。
麹町名は大田区の糀谷と同じく糀町とも表記された。
インドラ神の別称 kauśika
あるいはインドラ神の雷電 koţi に由来すると考える。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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