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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:613頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
大江戸:塩土老翁の鎮座地(4)
だが、その本来の神格は西アジアからインドへやってきた
インドラ Indra 神である。
インドラ神はリグ・ヴェーダで多く語られる
天界の最高位に坐ます天王であり、
アーリア人がインド亜大陸へ進出して来た時
多くの悪魔退治をした武勇の英雄神で、
彼等を安全に新天地に定住させる守護神でもあった。
アーリア人にとって「導き」の神であった。
叙事詩時代になると、
彼は相変わらず天界の最高位に
座してはいたものの権威は失墜し、
東方の守護神にもなっていた。
しかし、インド人(商人たち)がインド亜大陸から
東方のベンガル湾を経て、太平洋地域をへ進出していく時、
その方面の守護神との趣旨もあったが、
また開拓神の役目を負った。
2世紀に始まったとみられインドの植民地的国、
現在のベトナムに造られたチャンパ(林邑)には
インドラプラ市が建てられ、
11世紀までその名称は踏襲された。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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