2014年2月24日月曜日

青龍と西王母(3)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:518頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 青龍と西王母(3)

  西王母信仰は、

 四川盆地においてメソポタミアの母神と嫘祖信仰が

 合体したものと考えられる。

 彼女の乗物である虎と蜀の象徴である青龍(蠶・蜀)が

 西王母の乗物として並列されるようになったのである。

 嫘祖の出自に係わる「西陵氏の王母」を意味することにもなる。

 同神の頭に機織に使う用具である玉勝を乗せて描かれるのは、

 彼女が織女の女王であることを示す。

  四川省からは成都出土の「西王母画像方磚」

 初め同類の磚図が 

 成都近郊の新津、郫県などから数多く出土している。

 それらの多くは

 後漢時代(紀元一、二世紀)に製作されたものである。

 その他の地域では山東省、河北省、河南省に顕著で

 画像方磚などが出土している。

 書経禹貢の「兗(えん)州」には「桑の土はすでに蠶し」とあり、

 すでに養蚕が行われていることを記しており、

 早い時期から絹系が生産された土地である。

 山東省方面には漢の時代青州が置かれていたが、

 その由来は「青龍、あおむし」に依るものと見られる。

 禹貢「青洲」には「その篚は檿糸なり」とあり、

 これは「山繭の糸」が

 天子への贈り物、つまり納める物であるといっている。

 西王母が「蠶王母」であると言ってよい状況がここにもある。

  西王母は西アジアを起源とする

 母神信仰を基礎とした四川の嫘祖信仰である。

 《Key Word》

 西王母画像方磚

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部



 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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