2014年2月5日水曜日

三星堆の祭祀(19)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:494頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 三星堆の祭祀(19)

 (3)三星堆の奉祭種族(5)

  四川省の南部、

 成都市の南方峨眉山の南大相峰の南から雲南省の中央部、

 ベトナム、ラオス国境まで、

 東は貴州省の西部まで広く居住する部族が彝族である。

 中国の南部ではチュアン族(壮族)に次ぐ大族である。

 彝族名は1960年頃新しく総称された呼称で、

 古くは夷族、倮族であった。

  その支族名は

 倮倮(ロロ)、迷蘇(ミサ)、納蘇(ナス)、諾蘇(ウス)、聶蘇(ニエス)、

 撒尼(サニ)、阿細(アシ)、阿哲(アジョ)、撒梅(サメ)などで、

 自称他称が百余あり複雑である。

 彼等はチベット族を除いて

 成都あるいは三星堆に最も近い地域に居住している。

 その部族名、彝はいうまでもなく祭器名である。

 特に酒器を指していう。

 その訓音は義 yi ばかりでなく「夷 yi」とも同じである。

 支族名のうち倮倮(ロロ)は羅羅とも表記されるが、

 彝語で虎を意味する。

 彼等のトーテムが虎であることに依る。

 彼等のはっきりした歴史は

 唐の時代にこの地域に南詔国を建設したことである。

 詔は王を意味する。

 《Key Word》

 彝族
 彝族

 壮族・チュアン族
 壮族

 夷族
 倮族

 倮倮
 迷蘇
 納蘇
 諾蘇
 聶蘇
 撒尼
 阿細
 阿哲
 
 彝語
 ロロ文字

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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