2014年2月18日火曜日

神農の世界(6)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:507頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 神農の世界(6)

  紀元前1200年頃から宝貝(子安貝)の交易を初め、

 漢書大宛伝の「邛の杖、蜀布」伝承にみられるように、

 雲南からインド亜大陸の間の交流は確実なことである。

 そればかりでなく、

 紀元前1世紀頃からは

 この交易路を通って絹がガンジス川流域へ、

 そして

 インド亜大陸を横断してアラビア海沿岸まで運ばれたとみられる。

  紀元前後、中国西南が

 インドから強い影響を受けていたことをは疑いない。

 続く6世紀に彝族を王族として建国された南詔や、

 10世紀に白(ペー)族に依って

 同地に建国された大理国は強力な仏教国であった。

 彝族の祭司は現在も「畢摩」「貝瑪」と呼ばれるが、

 これはバラモン/ブラーフマン Brahman の転訛であろう。

 彼等は祭祀活動から医療にまで携わる。

 さらにも字を解することから

 歴史、史詩など文化を継承する重要な役割も負っている。

 彼等は彝文字(夷文字)という独自の表記文字を持ち、

 その主体は表音文字で、一部漢語と同じ表意文字を使っている。


 《Key Word》

 宝貝(子安貝)
 宝貝(子安貝)

 大宛
 漢書大宛伝

 邛の杖、蜀布
 邛の杖、蜀布

 彝文字(夷文字)
 彝文字(夷文字)


 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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