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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:511頁
第九章 中国の祝祭と皇帝
五帝と夏禹(4)
蜀は本来「あおむし」の意味で、
蚕叢が青衣神でカイコの神とされるように
「山繭」のカイコを表わすものとみられ、
岷山(紋山)地方は養蚕業の祖地といってよいであろう。
五帝の後を継いだ夏の祖は禹というが、
この禹も説文に「虫也」とある。
系譜からすれば禹は顓瓊の孫で、
生誕の地がまた岷山山脈にある石紉山との伝承がある。
また四川省には蒙山は成都の南西青衣江の沿岸地帯の名山にある。
夏の時代は紀元前1500年頃と考えられるので、
黄帝の時代から700年は後のことである。
夏が勢力を張った地域は河南省の中央部、
現在禹県のある許昌郡が中心であったと
考古学的証拠により考えられているが、
その域内に黄帝の居たといわれる軒轅の丘のある新鄭がる。
夏禹の勢力は四川盆地からこの黄河南方の中原に
進出して来たという推測ができる。
許昌の名称は春秋時代に「許」国があったことによる。
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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