2014年2月13日木曜日

神農の世界(1)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:502頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 神農の世界(1)

  史記三皇本紀は

 漢の時代の司馬遷の著述によるものではなく、

 紀元後七世紀唐の時代の司馬貞の

 補筆であることがよく知られている。

 三皇とは伏羲氏、女媧氏、神農氏である。

 実際紀元前六、五世紀の孔子の著述とされる書経などは

 三皇の記述は見付からない。

 神農名の初出は「孟子」滕文公章句上である。

 「神農の言を為す者許行有り。

 楚より滕(とう)にゆき、

 門に踵りて分公に告げて曰く、

 遠方の人、君仁政を行ふと聞く。

 願わくは一塵を受けて珉(たみ)と成らん。」

  伏羲氏について本紀に

 「網を結んで狩猟の業を教えた。

 かくて民が皆帰伏したので宓(伏)羲氏といった。

 また牛、羊、豕などを家畜として養い、

 それを庖厨で料理して神々や祖先の霊に供えて

 祭ったので庖羲とも謂った」 とある。 

 彼は祝祭を行ったのである。

 《Key Word》

 史記三皇本紀

 滕文公章句上

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部



 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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