2014年2月20日木曜日

五帝と夏禹(3)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:510頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 五帝と夏禹(3)

  ここに登場する黄帝、顓瓊、次の高辛、堯、舜を五帝という。

 黄帝の居るという軒轅の丘は、河南省新鄭県内に比定されている。

 その正妃嫘祖は、

 「嫘祖始蚕」つまり養蚕を初めて始めたものとして定評がある。

 四川省においては、

 この嫘祖を蜀國の初期の女首領であったとの伝承がある。

 青衣神蚕叢氏よりも1000年も古い時代の話である。

 この根強い伝承を考慮すると

 「蠶陵」が「西陵」に転訛されたと考えられるのである。

 それを強力に援助する記述が次に続いている。

 彼女の次男「昌意が蜀山氏の女を娶る」とある。

 蜀山氏は成都の西北部珉山と四川盆地の平野部との

 境辺にある蜀山氏の集落がその地であるとされている。

 この集落の人々は山繭をその象徴(トーテム)として拝め、

 昌意がここに身を寄せていたとの伝承が

 今でも生きているのである。

 《Key Word》

 五帝
 五帝

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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