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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:524頁
第十章 天毒とセリカ
朝鮮と天毒(3)
郭璞のいう通り、
天毒は地域名としてインド以外に比定できないだろう。
上記に転載したのは
平凡社中国古典文学大系の「山海経」の部分である。
次は集英社「前釈漢文大系」の当該部分である。
「東海の内、北海の隅に、国有り、名づけて朝鮮と曰ふ。
天毒は、其の人水居す。」
双方とも朝鮮まで第一の文節として切っている。
それは晋の郭璞の解釈に従っているものであり、
朝鮮とインドの現在の地理的知識によると
余りにも離れすぎているため、
朝鮮・天毒を同地域に含めることを除けて
解釈したものと考えられる。
しかし、この二つが所謂
朝鮮半島とインド亜大陸の「天毒」を言っているとすれば、
その間に一句例えば「南海の内」などが入って然るべきである。
というのも、続く「西海の内」にある叡市、氾葉を表記するのに
「西海の内」を繰り返している。
《Key Word》
平凡社中国古典文学大系の「山海経」
集英社「前釈漢文大系」
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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