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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:496頁
第九章 中国の祝祭と皇帝
三星堆の祭祀(21)
(3)三星堆の奉祭種族(7)
彼等の生活にとって重要なのは占いで、
鶏の卵、頭、舌、脚の骨により吉凶を占い、
神霊の指示を受けるという。
鶏の他に木、羊、豚などがその対象になっている。
これらは彼等の文化の一部であるが、
高度に昇華された文化である。
以上の状況をもって判断すると、
烏(う)蛮と呼ばれたのは
「赤い鳥(烏)」や鳥信仰(觀面)に対応する。
その天文学知識は「天地を祭る」ことに通ずる。
彝名は彼等が祝祭に強く関わっていたことの自認である。
まら漢の時代、ここには滇国が栄えた。
その文化的特徴は青銅器の大量生産であるが、
三星堆で出土した青銅器の技術が踏襲されたものとの観測もある。
三星堆の文化を生んだのは
彝族であったとすることは十分可能と考える。
言語的にも彝語支である
哈尼(ハニ)族和氏が協働していたのである。
鳥居龍蔵が明治三十五年(1903)~三十六年にかけて
西南中国を調査旅行した記録があるが、
その中で
「四川省が玀猓(ろろ)の本拠地」との聞き取りをしており、
彼等が北方から移動してきたことを明かしている。
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
アルパチア遺跡出土の碗形土器
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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