『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:272頁
第四章 ゲルマン-9
イランのカビル砂漠の西南ザクロス山脈と砂漠との間に
カーシャーン Kāshān 地方があるが、
この地方こそゲルマン人の母体であるアラーン人の祖地である。
そこにエスファンの町がある。
古くはイスパハンと呼ばれ、
十三世紀にはマルコポールが元への旅の途次
行帰りとも通った交通の要路に当たるが、
その北にアルデスタン Ardestan という小さな町があり、
オセットの Andon はこの arde- と同じ語幹である。
Anle- は altar で祭壇を表すので、
アルデスタンは「祭壇の地」である。
また、アルデスタンのさらに北方に地方名と同じ Kāshān の町があり、
その東側にアーラーン Ārān の町がある。
アラーン人そのものの地名といってよいであろう。
ここは彼等の故郷とするに十分な環境にある。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Ir aq).
ハラフ期の土器につ い て
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
《Key Word》
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