『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:281頁
第五章 旧約聖書「創世記」:洪水伝説と祝祭(4)
「オリエント神話」
次に旧約聖書創世記第八章から、
前証に当たる大洪水後の部分を抜粋して転載する。
(日本聖書教会版)
四十日たって、ノアはその造った箱舟の窓を開いて、
烏を放ったところ、烏は地の上から地上の水が乾ききるまで、
あちこちへ飛びまわった。
ノアはまた地の面から、水がひいたかどうかを見ようと、
彼の所から鳩を放ったが、
鳩は足の裏を止める所が見つからなかったので、
箱舟のノアのもとに帰って来た。
水がまだ全地の面を覆っていたからである。
彼は手を伸べて、これを捕らえ、
箱舟の中のを彼のもとに戻した。
それから七日待って、再び鳩を箱舟から放った。
鳩は夕方になって彼のもとに帰って来た。
見ると、そのくちばしには、オリーブの若葉をあった。
ノアは水が地上からひいたのをを知った。
さらに七日待って、また鳩を放ったところ、
もはや彼のもとに帰って来なかった。
(中略)
ノアは共にいた子らと、妻と、子らの妻たちとを連れて出た。
また、全ての獣、全ての這うもの、全ての地の上を動くものは皆、
種類に従って箱舟を出た。
ノアは、主に祭壇を築いて全ての清い鳥とのうちから取って
燔祭を祭壇の上に捧げた。
主はその香ばしい香りをかいで、心に言われた。
「わたしはもはや二度と人のゆえに地をのろわない」
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Ir aq).
ハラフ期の土器につ い て
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
《Key Word》
旧約聖書創世記第八章全焼
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