『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:254頁
第四章 大陸ケルト人-1
紀元前二千年頃
北メソポタミアに成立したアッシリア初期の支配的階層が
スバル人達であったことは確かなことである。
そして、シャムシアダト一世が首都を置いた
シュバト・エンリルは、
その名の示すとおりスバルトゥ(シュバト)の地であった。
スバル人が北方山岳の野蛮な民であったならば、
なぜにやくやくそのような不便で危険な高原に
南方の平野からやって来たセム系人が自分達の本拠地を築くだろうか。
すでに見解を述べてきたように、
この地方は商業的な交易の重要地点で魅力があったから首都を置いたのである。
セム人が押し寄せる以前からスバル人たちは
北メソポタミアからアナトリアへかけて
商業的ネットワークを有効的に展開していたのである。
紀元前二千年を過ぎた頃、
私的組織が外国貿易に忙しく従事していたことが記録に報告されている。
古アッシリアの王権に支配された商人達がアナトリアへ進出できたのは
彼等がアッシリアの王権下に入った
スバル人の一部であったからと考えられるのであり、
スバル人の商業的ネットワークに便乗したのである。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Ir aq).
ハラフ期の土器につ い て
まんどぅーかネット
シュメル絵文字
シュメル語・日本語
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
《Key Word》
シュバト・エンリル
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