『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:277頁
第四章 ゲルマン-14
ゲルマンの大族スエヴィ( Suebi ないし Sueves )は
「ガリア戦記」に載るローマ人の表記によるものであるが、
彼等のアルプス山脈の北側に移動した集団は、
そこにスワビアないしシュワーベン地方を形成する。
中世(十三世紀)になると、
北方のサクソニア地方にハンザ同盟、
南方にはスワビア同盟という都市同盟を組み、
神聖ローマ帝国より商業的独立を確保した。
そして、
スワビアの南に一三一五年
スイスのシュヴィッツを中心とする三州のスイス自由連邦が成立した。
スイスの国旗にみられるように、その象徴「赤十字」である。
このようにスエヴィ族には自主独立の風が強い。
二十世紀のフランスの実存主義の哲学者サルトルは
その血縁にドイツの音楽家にして医者で
アフリカの聖人シュバイツァ博士がるようにスエヴィ族の後裔であるが、
彼の展開した「主体性」は
彼の祖先である民族的文化に潜む独立・自主の想念 sva を
集団としての民族から「個人」に転換して主張したものである。
このようなスエヴィ族の正確を考慮すると、
Suebi の祖語は Suva-iberi(十字崇拝者)であった可能性がある。
北メソポタミアの「ケルト人」の文化の影響を受けたものである。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Ir aq).
ハラフ期の土器につ い て
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
《Key Word》
アルダビル
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