2013年10月13日日曜日

ゲルマン-3


 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:266頁

 第四章 ゲルマン-3

  谷口幸男の「エッダとサガ」に紹介されている

 「ヘイムスクリンガラ」はゲルマンの開闢神話であるが、

 その第五章の一部を転載する。

  その山脈の南のチュルクランドから遠くない。
 
 そこにオーディンは大きな領地を持っていた。

 当時ローマの王将らは世界に兵を進めて、

 全ての民を支配下においていた。

 それで多くの王達は戦乱を逃れてその領地を去った。

 だが、オーディンは未来がわかり、魔法に通じていたので、

 自分の子孫が世界の北の地方に住む」だろうということがわかった。

 兄弟のヴェールとヴィリをアースガルズに残し、

 全てのディーアルと民衆をつれて国を去った。

 彼は先ずガルザリーキに行き、それからサクスランドに行った。

 彼は沢山の息子を持っていた。

 サクスランドであまねく、多くの国々を手中に治め、

 国の守りに息子達を配した。

 それから彼は北進して海に至り、ある島で住居を定めた。

 そこは今日オーデンセと呼ばれフュン島にある。


 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』

 Tell Arpachiyah (Ir aq).

 ハラフ期の土器につ い て

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 《Key Word》

 オーディン

 オーディンの名前

 オーデンセ

 フュン島

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