『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:269頁
第四章 ゲルマン-6
その神話によるとアーサ神族は移動先の神族とみられる
ヴァン族と戦いを構えるが、終局的には平和的に結合し、
親しい種族として成立することとなる。
紀元後三、四世紀のゲルマン族の大移動時代アラーン人は
ヨーロッパ大陸中央に進出し、
その後イベリア半島(ポルトガル)の南部にまで移動し、
Alen-tejo の地名、またリスボンの西の半島の先端に
Casvals 名を残している。
しかし、この移動部族はオーディンの率いた者達ではない。
彼の率いた部族は、
その定着地を考慮するとゲルマン人の大族スエヴィ族である。
彼等は東方からの侵入部族と土着の種族との血縁的混合を
行った人々と考えられる。
スエヴィ族が後に作った国の人たち、シュワーベン人は
「頭の黒い人」と呼ばれた。
土着的ヴァン神族は北方人種で金髪、皮膚の白い長身の種族である。
アーサ神族が黒い頭髪の人々であったであろう。
彼等は大きな供犠所の祭司を伴ってきた。
その宗教とは牛頭崇拝(ゲルマン=大きな階段)であって、
オーディンの尊称「偉大な戦士」とは
シュメル語の gu-ud であり、
ドイツ語の神を表す Gott 、
英語の God は
この語に由来すると考えられる。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Ir aq).
ハラフ期の土器につ い て
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
《Key Word》
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