『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:253頁
第四章 グルジア-9
今日まで、カルトイベリ諸語との関連を論議するに当たって
現在のグルジアのある地籍コーカサスを当該地とする
コーカサス諸語との呼称による捉え方が通例であったが、
カルトイベリ人の中枢が紀元前五世紀頃までは
北メソポタミアにあったこととを是認すれば、
交流経緯を組み替えなければならないのである。
本書はメソポタミアを含む西アジアの古代を考察するために
既に多くのグルジア語の単語を参照にしてきた。
また、北メソポタミアの牛頭あるいは牛角を崇拝する民族名を
「カルトイベリ人」と延べ、
その証明のための論証をここまで展開してきた。
多くの歴史的資料を観てきた、この段階において、
紀元前三千年以前における「カルトイベリ人」の存在を
納得できるであろうか。
彼等が古代文明の開拓者であったことを否定できるだろうか。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Ir aq).
ハラフ期の土器につ い て
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