2013年10月2日水曜日

グルジア-2


 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:246頁

 第四章 グルジア-2

  この地域は鉱物資源の宝庫である。

 金銀銅が産出するほか、特に鉄によく似た金属マンガン鉱が

 チアツラ市近郊から産出する。

 マンガンは鉄より軟らかく、鉄、銅などの合金として使用され、

 現在においては高度マンガン鋼は硬度が高く特殊レールなど

 耐磨耗部品に使われている。

 ただし、この地方のマンガン鉱が

 古代においてどのくらい利用されたかについては史料がまだない。

  西部グルジアには紀元前にグルジア語で

 エグリシ Egrisi と呼ぶコルキス国があった。

 ギリシャのアルゴナウティズ(アルゴ丸の船乗りたち)神話に名高い

 金羊皮を守っていた国である。

 Egri- はギリシャ語表記の αιγλι で山羊のことである。

 エーゲ海文化(クレタ文化)の古層に係わる名称である。

 コルキス Χολχιζ はギリシャ用語で、

 その祖語は青銅を直接的には意味するが、

 銅あるいは一般的な金属品をも意味する Χαλκοζ と考えられる。 

 
 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿 


 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』

 Tell Arpachiyah (Ir aq).
  
 まんどぅーかネット

 シュメル絵文字 

 シュメル語・日本語

 《Key Word》

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