2013年10月15日火曜日

ゲルマン-8


 『Yahoo!天気・災害』

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:271頁

 第四章 ゲルマン-8

  アーサガルズ Assigardz (あーさ族の首都)の比定地は定かでない。

 しかし、この名称には「エデンの園」の概念が投影しているように思える。

 ドイツ語で東を表す用語は Ost で、

 コーカサスのオセット Osset 東方の意味とみられる。

 ガルズ gardz は

 ドイツ語の Garten 、

 英語の garden 、

 ウェールズ語の gard

 と同類の「庭」を表す用語と考えられる。

 アーサガルズは「東方の園」の意義であり、

 旧約聖書創世記に

 「主なる神は東のかた、エデンに一つの園を設けて」 

 と語られる「東のかた」に対応する。

 コーカサスのオセット人の領域は

 現在グルジア国とロシアに二分されているが、

 そのロシア領内にオードン Ardon の町と

 そこを流れるオードン川があり、

 その名は Ordhon とも表記され、

 神話のオーデンと縁があろう。

 しかし、このコーカサスの山中が

 ゲルマン人の祖地とは考えられない。


 ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 
『参考』

 Tell Arpachiyah (Ir aq).

 ハラフ期の土器につ い て

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur

 《Key Word》

 旧約聖書創世記

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