『Yahoo!天気・災害』
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:276頁
第四章 ゲルマン-13
ここに、アルダビルをアース族の祖地としたらどうかとの疑念が湧くが、
それには条件が十分でない。
牛頭崇拝などの信仰が涵養された古くからの史跡がみられないからで、
主な遺跡は青銅器時代に入ってからであり、
アース族によってもたらされた
「ゲルマン」の名称は南メソポタミアとケルマンシャーなど
イランの西南地方を中心とする信仰の象徴であることによる。
紀元前二世紀になると中国の史料にカスピ海の北辺に活躍する
「奄蔡」が記録されるようになる。
アルダビル周辺にいた人々は神話の語る通り
ローマ帝国の脅威を感じてさらに北方へと移動して行ったのである。
ARPACHIYAH 1976:高床式神殿
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
『参考』
Tell Arpachiyah (Ir aq).
ハラフ期の土器につ い て
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
《Key Word》
アルダビル
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