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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:674頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
稲荷:黄金山信仰(3)稲荷山⑤
稲荷山とは
インドラ神(佐田彦神)の住居のあるスメル山なのである。
スメル山はパーリ語で sineru 山といい、
その意味は「花山」である。
稲荷を「イナリ」と読む理由も本実はここにあったと考える。
稲は秦公(はたこう)の「秦(しん)」と
その意味を同じくする。
その漢語の訓音は qin で、
英語の中国の呼称 chine の祖語と考えられている。
よって中国(chine)の名称は秦国で
秦は稲の種類名であることから「稲国」の意味となる。
よって稲荷は「秦荷」とも内容的には表記でき、
「シナリ」で sineru に符合する。
つまり漢字で稲荷と表記されたのは
秦公氏(秦中氏、田中家)と荷田家が
奉祀する神社:秦荷社=稲荷社との背景があろう。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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