2014年6月16日月曜日

紀伊:天神族の国(7)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:657頁

 第十一章 日本に祀られたインドの神々

 紀伊:天神族の国(7)

  延喜式神名帳の名草郡に「堅真(かたま)音神社」が載っている。

 同社は和歌山市宮地区鳴神にある

 鳴神社の東北三百メートル余りのところ、

 花山の域内に鎮座している。

 堅真の「真」も「シナ」で花山の「花」に符号する。

 鳴神の地は和名類聚抄の「名草郡有真(ありま)郷」で

 後には有馬村とも記されたが、

 吉田東吾は大日本地名辞書で

 「有」は「肩」と近似し「肩真」であっただろうと推測しており、

 神社名「堅真」に相当する。

 「カタ(堅、肩)」はサンスクリット語の「井戸、池」を意味する

 khāta の音写であり、この語は宮地区の東側、和佐の祖語である 。

 井ノ口、和佐(わさ)中、下和佐の三地名は、

 和佐が「カタ」で「井」であることを示している。

 よって、「堅真」は「カタシノ」ないし「カタシネ」で

 khāta-sūna(池の花)の転訛である。

 那賀町の西野山を取り巻く地名、名手(なで)は

 nadi で「河、流水」を表わし、

 花岡(西野山)が水(池)の中であることを推測させ、

 堅真と同じであることを想わせる。

 宮地区の出水もこの概念による地名である。

 「音神」も鳴神社や栗栖 kuliśe (インドラ神の雷電)から
 
 やはり雷神を想起させる。

 「音」は雷鳴で「荒々しい音」 khakkhata に対応する。

 この用語が「カカ」で「和歌(カカ)」の祖語と考えられる。

 紀氏が奉祭する国懸(くにかかす)神社の「懸(カカス)」に

 対応するサンスクリット語でもある。

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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